【成分の裏話】NMNにも入ってる「ニコチン」という言葉。タバコのイメージがあるけど、実は美容の味方?
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成分表示を見ていて、えっ??と思ったことありませんか?
「…ニコチン酸アミド?」
「NMNって、正式名称はニコチンアミドモノヌクレオチド…?」
「えっ、ニコチンってあのタバコの? 肌に塗って大丈夫なの?」
そう思ってしまうのも無理はありません。
私たちにとって「ニコチン」といえば、どうしてもタバコの煙や、体に悪いものというイメージが強いですよね。
でも実は、美容や健康の世界では、この「ニコチン」という名前がつく成分が、肌を救うスーパーヒーローとして大活躍していることをご存知でしょうか?
今日は、ちょっとややこしいけれど、
知っておくと安心できる「名前の秘密」についてお話しします。
・悪いのは「タバコ」であって、名前ではない?
まず、誤解を解くために少しだけ化学のお話をします。
タバコに含まれる「ニコチン」と、
化粧品やサプリメントに使われる
「ニコチン酸(ナイアシン)」や「ニコチン酸アミド」
これらは化学構造が似ているため、同じ「ニコチン」という名前がついていますが、その働きは「悪役」と「正義の味方」くらい違います。
・タバコのニコチン:
血管を縮ませて血流を悪くしたり、依存性があったりするもの。
スカルプケアの観点からも、髪に栄養が行かなくなるので大敵です。
・美容のニコチン:
実はこれ、**「ビタミンB3」(ナイアシン)**のことで、
「ニコチン酸」と「ニコチンアミド」の総称なんです。
血行を良くしたり、肌荒れを防いだり、エネルギーを作ったりするために欠かせない、私たちの体にとって大切な栄養素です。
つまり、名前が似ているだけで、中身は全くの別物。
「同じ苗字だけど、性格が真逆の兄弟」みたいなものだと思ってください。
・実はあなたも使っているかも?「美容のニコチン」たち
「ビタミンB3」と言われると、急に親近感が湧きませんか?
実はこの成分、皆さんがよく知る美容成分として、形を変えて活躍しています。
1. シワ改善・美白の「ナイアシンアミド」
最近、アイクリームや美容液でよく聞きませんか?
正式名称は「ニコチン酸アミド」。
厚生労働省も認可している、シワ改善や美白効果が期待できる凄腕の成分です。
2. 話題の若返り成分「NMN」
次世代のエイジングケアとして注目されているNMN。
これも「ニコチンアミド・モノ・ヌクレオチド」の略です。
体の中で生命維持に必要な酵素に変わる、いわば「若さのスイッチ」を入れる成分ですが、ここにも名前が入っていますね。
このように、名前の中に「ニコチン」が隠れていても、それは怖い毒物ではなく、むしろ**「美肌や健康を助けてくれるビタミンの一種」**である成分なんです。
・怖がらずに「中身」を知ると、選択肢が広がる
僕も昔は、成分の名前なんて気にしたことがありませんでした。
でも、商品を開発するようになって、
「名前のイメージだけで避けられてしまう成分」があることを知りました。
「ニコチンって書いてあるから体に悪そう…」と避けてしまったら、せっかくの素晴らしい美容効果(シワ改善や若々しさの維持など)を逃してしまうことになります。それってすごくもったいないですよね。
もちろん、「タバコを吸うこと(喫煙)」は、血管を収縮させるので、髪や頭皮にとってはマイナスです。
でも、化粧品やサプリに入っている「ニコチン〇〇」という成分は、あなたの味方です。
・今日のまとめ