花粉による頭皮の「かゆみ」や「乾燥」を感じる時期だからやるべきこと。
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花粉の時期になると、顔の乾燥やかゆみは気になる。
でも、頭皮まではあまり意識できていない方が多いと思います。
実際は、春の不快感を長引かせる盲点はそこにあります。
顔だけ丁寧にケアしていても、髪に花粉が残り、頭皮が乾いたままだと、なんとなく不快な状態が続きやすいです。
花粉の時期は、顔だけ守れば十分、ではないんです。頭皮と髪まで含めて見た方が、かなり整理しやすくなります。
僕自身、この花粉の時期はアレルギー性鼻炎を持っているので本当に地獄のような時期です。 一日でティッシュ一箱なくなる日もしばしばあります。 しかも僕の体感では、この季節は顔をはじめとしてかなり乾燥しやすいです。ちゃんとケアしていないと、顔にも頭皮にも吹き出物のような不調が出やすくて、毎年ケアの難しさを感じます。 だからこそ僕は、不調が出てから慌てるより、先にバリアを整えておく視点が大事だと思っています。
・花粉の時期に肌がゆらぎやすくなる理由
花粉症というと、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみを思い浮かべる方が多いと思います。実際、主な症状はそこです。
ただ、アレルギー体質や乾燥しやすい肌では、皮膚のバリアが弱くなりやすく、外からの刺激を受けやすい状態にもなります。
乾燥が進むと、さらにバリアは落ちやすくなります。
しかも、花粉に含まれる一部の成分は、上皮バリアに関わる仕組みに影響しうることも報告されています。
つまり春は、花粉そのものだけでなく、乾燥やバリアの乱れまで重なって、肌が不安定に傾きやすい時期だと考えた方が自然です。
・実は頭皮も同じように不安定になりやすいです
ここで見落とされやすいのが頭皮です。
頭皮も皮膚の一部ですが、実は水分量が少ない部位として知られています。前額部と比べて頭頂部の水分量は男性で約半分、女性では約3分の1でした。
乾燥は、フケやかゆみの一因として関与するとされています。
だから、春に顔が乾く人は、頭皮も同じように不安定になっていて不思議ではありません。 見えにくいから後回しになりやすいだけで、頭皮も“洗って終わり、シャンプーして終わり”ではトラブルの元になりやすい場所です。
・髪は思っている以上に花粉をため込みやすい場所です
もうひとつ大事なのが髪です。
花粉は服だけでなく、皮膚や帽子にも付着します。
帽子には顔面とほぼ同程度の花粉が付着し、帽子をかぶらなければ髪につき、除去しにくいとされています。
さらに、静電気は花粉のような微粒子を引きつけやすくします。衣類でのデータですが、帯電した素材の方が花粉の付着率は高くなっていました。髪も乾燥や摩擦で静電気を帯びやすいので、春にパサついていると、花粉を抱え込みやすくなる方向には動きます。
・花粉が髪と頭皮に残ると、何が起きやすいのか
頭皮はもともと乾きやすい。
そこに花粉や摩擦や静電気が重なる。
さらに髪に残った花粉を家の中まで持ち込みやすい。
すると、かゆみ、ムズムズ感、乾燥感、フケっぽさのような不快感が続きやすくなります。 もちろん、すべての不調が花粉だけで起きるわけではありません。
でも少なくとも、春だけ頭皮が不安定になる人は、「皮脂が多いから」だけで片づけない方がいいです。乾燥と付着の視点を足すだけで、見方はかなり変わります。
・帰宅後・入浴時・就寝前に意識したい基本対策
1.帰宅後
まず大事なのは、家の中に持ち込まないことです。
付着しにくい服装を選ぶこと、帰宅時に花粉を払うこと、手洗い・洗顔が基本として挙げられています。髪や帽子、持ち物まで軽く払う意識を持つだけでも違います。
2.入浴時
花粉を長く残さないことも大切です。
夜まで髪に花粉を抱えたままにせず、できればその日のうちに洗い流したいです。ただし、ここでゴシゴシ洗いすぎると、乾燥しやすい頭皮には逆効果になりやすいです。
たっぷり泡で摩擦を減らして洗う、すすぎ残しを減らす、洗ったあとは放置せずきちんと乾かす
このくらいの基本で十分です。 顔や首まわりは、入浴後なるべく早く保湿する視点も大事です。 保湿は、乾燥で下がったバリアを立て直す土台になります。
頭皮も乾燥しやすい自覚があるなら、“洗いっぱなしにしない”という考え方を持っておくと、春はかなり楽になります。
3.就寝前
意外と見落としやすいのが寝具です。 髪に花粉を残したまま寝ると、そのまま寝具側にも持ち込みやすくなります。春だけ不快感が長引くなら、少なくとも“髪に花粉を残したまま布団に入らない”は徹底したいです。
・まとめ 花粉対策は顔だけで終わらせない
花粉の時期に意識したいのは、顔だけを守ることではありません。
顔、髪、頭皮をひとつながりで見ることです。
頭皮は乾きやすく、髪は花粉をため込みやすい。