今日からはじめれる、髪質改善のための強化週間。ー ②予洗い編ー

今日からはじめれる、髪質改善のための強化週間。ー ②予洗い編ー

前回から始まった、髪質改善のための強化週間。

この3部作では、


①お風呂前に髪をとかす編
②予洗い編
③すすぎ〜乾かすまで編


今回は②の予洗い編です。

 

シャンプー前の予洗いというと、ただ髪を濡らす時間だと思われがちです。ですが、「シャンプーよりも大事」だったりします。

髪質改善というと、どうしても“何を使うか”に意識が向きやすいですが、実は“どう洗い始めるか”かなり大事です。

 

・今日から始める髪質改善の強化週間②予洗い編

 

前回の①では、お風呂前に髪をとかして、絡まりをほどいておく意味を整理しました。そこで整えた髪に対して、

次に大切になるのが「予洗い」です。

この流れは別々の話ではありません。

とかすことで無理な引っかかりを減らし、

そのうえで予洗いで頭皮と髪にしっかりお湯を通しておく。

ここまでできてはじめて、必要以上にこすらず、シャンプーを最大限に活かせるようになります。


・予洗いは、ただ髪を濡らす時間ではありません

 

1.お湯を通す意味

予洗いの本質は、髪の表面だけを濡らすことではなく、頭皮までしっかりお湯を通して、その日の洗髪に入る準備を整えることです。

お湯だけで落とせる皮脂や汚れを落とすのが最大の目的です。


2.シャンプーを頭皮中心に使いやすくする準備

シャンプーの目的は、本来は頭皮の皮脂や汚れ、残留物を落とすことです。シャンプーを頭皮に使い、流すときに毛先へ泡を通すのがおすすめです。

シャンプーは界面活性剤によって油性の汚れと水をつなぎ、すすぎで落としやすくする仕組みです。

だからこそ、予洗いで頭皮までお湯が行き渡っていないと、シャンプーを頭皮に行き渡らせる前に、髪表面でなんとなく泡立てて終わってしまいやすいです。ここは一次情報に“予洗いが必須”とそのまま書かれているわけではありませんが、頭皮中心洗浄という基本から考えると、かなり合理的な見方です。


・予洗いを雑にすると起こりやすいこと

 

予洗いが浅いと、洗い方が“頭皮を洗う”ではなく“髪全体をなんとなくこする”に寄りやすくなります。すると、シャンプー量やこする強さに頼りやすくなり、洗い上がりの安定感も落ちやすくなります。

また、すすぎ残しや製品残りが頭皮刺激につながります。

予洗いそのものはすすぎ残しとは別の話ですが、最初の段階で頭皮に十分お湯を通せていない人は、全体として“流す意識”が弱くなりやすいです。予洗いを丁寧にすることは、その後のすすぎまで含めて洗髪の精度を上げる入口になります。


ここで大事なのは、予洗いを神格化しないことです。予洗いだけで髪質が変わるわけではありません。ただ、毎日やっているシャンプーの質を底上げになります。

 

・今日から意識したい予洗いのやり方

 

1.“濡らす”ではなく“通す”感覚で

今日から意識したいのは、シャワーをさっと当てて終わりにしないことです。髪の表面ではなく、頭皮までお湯を通す感覚で予洗いしてみてください。僕はここを、“洗う前の準備”ではなく“洗い始めている時間”だと考えるくらいでちょうどいいと思っています。

明確な秒数の国際標準があるわけではありませんが、今の日本語記事では2〜3分を目安にする説明が多い一方で、本当に大切なのは時間の数字より、頭皮まできちんとお湯が届いているかです。今回の記事では、時間より質を優先して考えるのがおすすめです。

 

2.シャンプーは頭皮、毛先は流れる泡で十分

予洗いができたら、その後のシャンプーは頭皮中心で十分です。

シャンプーを髪全体にこすり込まず、頭皮から流れた泡を長さに通すよう勧めています。予洗いがしっかりできていると、この洗い方がやりやすくなります。

髪質改善のために大切なのは、毎日何かを足し続けることだけではありません。今やっている工程の意味を理解して、ズレを減らすことです。予洗いはまさにその代表です。


まとめ

予洗いは、ただ髪を濡らす時間ではありません。

頭皮までお湯を通し、表面の残りものを流しやすくし、その後のシャンプーを頭皮中心に進めやすくするための下準備です。派手さはありませんが、こういう地味な工程ほど、毎日の積み重ねで差が出やすいと僕は考えています。

今夜のシャンプーでは、


・さっと濡らして終わらせないこと
・頭皮までお湯を通すこと
・そのうえでシャンプーは頭皮中心で進めること


この3つだけ意識してみてください。

次回は③の「すすぎ〜乾かすまで編」です。洗った後の扱い方まで整ってはじめて、毎日のバスタイムは本当の意味で変わっていきます。次回に続きます。

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記事監修

薬剤師 蓑原 修 先生

薬学部薬品製造学卒、協和発酵株式会社(現・協和キリン)医薬事業部就任、当会社退職後、多数の美容外科クリニック(ヴェリテクリニックetc)を設立指導。現在、多数の製薬会社・化粧品メーカーの学術顧問就任 現在に至る。

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