予洗いは濡らすだけでは意味がない。ー予洗いの極意ー
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予洗いって、意外と重要視されてないと思います。
でも僕は、ここを軽く見るのはかなりもったいないと思っています。
というのも、予洗いを「シャンプーを泡立たせるために髪を濡らす時間」とだけ捉えていると、洗い方の土台がズレたままになりやすいからです。
実際、頭皮には皮脂、汗、古い角質、整髪料の残りなどがたまりやすく、洗浄の中心とするべきは髪そのものより頭皮です。
予洗いの意味を理解するだけで、毎日のシャンプーの質はかなり変わります。
・予洗いは「髪を濡らす時間」ではありません
予洗いをただのシャンプーを泡立たせるための下準備だと思っている方は多いと思います。
でも本当は、ただ濡らすだけでは意味がありません。
予洗いでやりたいのは、
頭皮にある汚れや皮脂をいきなり全部落とすことではなく、本洗いで落としやすい状態にしておくことです。
つまり、予洗いは“泡立ちのため”ではなく、“頭皮を洗いやすくするため”の工程なんです。
ここを勘違いすると、泡立ちが悪いたびにシャンプーを足したくなります。でも、足す前に見直したいのは予洗いの方です。
・予洗いで本当にやりたいのは、頭皮を洗いやすい状態にすること
1.頭皮には何が残りやすいのか
頭皮は、顔と同じ皮膚です。しかも髪がある分だけ、汗や皮脂、ほこり、整髪料の残り、古い角質などがたまりやすい場所でもあります。洗う頻度や頭皮の状態によっては、こうした蓄積がべたつきやにおい、不快感、フケっぽさにつながることがあります。
2.お湯で動くものと、シャンプーが必要なもの
ここも大事です。 軽い汗やほこりのように、お湯で十分落ちるものはあります。
だから予洗いを丁寧にする意味があります。
ただ一方で、皮脂や油性の残りものまで毎回お湯だけで十分とは言いにくいです。シャンプーは、そうした皮脂や残留物を落とすために使うものだからです。
なので、予洗いの正解は「お湯だけで全部終わらせること」ではありません。 お湯で落ちるものはできる限り落として、シャンプーが必要なものを落としやすくする。です。
・予洗いが浅いと、洗い方はズレやすくなります
予洗いが浅いままシャンプーに入ると、泡立ちにくくなります。
すると量を足したくなるし、洗えていない気がしてゴシゴシしやすくなります。 でも、そこで起きている問題は「シャンプーが弱い」ではなく、「その前の準備が足りない」ということです。
シャンプーは髪全体より頭皮に使う意識が大事ですし、濡れている髪は乱暴に扱うと負担もかかりやすいです。だからこそ、いきなり強く洗うより、先に予洗いで整える方が合理的です。
・今日からの予洗いは、これだけ意識すれば十分です
僕が大事だと思っているのは、難しいことではありません。
まず、シャワーを当てて終わりにしないことです。髪の表面だけではなく、指の腹で頭皮をやさしく動かしながら、お湯をちゃんと通してあげてください。 目安はぬるま湯で2〜3分くらい。僕は38〜40℃くらいを一つの目安にしています。
完璧にやろうとしなくて大丈夫です。 大事なのは、「今日は頭皮の汚れをできる限り丁寧にお湯で落とそう」と意識を持つことです。それだけでも、洗い方はかなり変わります。
・僕自身も、意味を理解する前はただ濡らしているだけでした
僕自身も昔は、シャンプーを泡立たせるために髪を濡らす程度でした。 頭皮の油分を浮かせたり、お湯でできる限りの汚れを落とす意識なんてなかったです。 だからもちろんそれだけが原因ではないかもしれませんが、長年どうしてもおさまらないフケに悩んでいました。
そんな中で、予洗いの重要性や意味を知ることになって、ちゃんと理解した上でやってみたんです。 すると、フケは少し改善されて、頭皮の嫌なにおいも軽減されました。
このときに強く感じたのが、「知ったつもり」と「意味を理解してやる」は全然違う、ということでした。 僕がこの記事でお伝えしたいのも、まさにそこです。
・まとめ
予洗いは、シャンプー前に髪を濡らす時間ではありません。
頭皮に残りやすいものを落として、本洗いしやすい状態に整えるための工程です。
ここを理解すると、「泡立たないからシャンプーを足す」ではなく、
「その前にお湯だけでできるだけ頭皮から汚れをおとそう」に変わります。
どんなシャンプーを使うにしても、まず土台になるのは洗い方です。