無料で学べる!明日から使える失敗しない美容コスメ・化粧品の選び方とは? その2
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前回の記事の続きです。
なぜ成分表を見ることが大切なのか?
化粧品選びで一番大事なのは、成分表を見る習慣を持つことです。
広告やイメージだけではなく、裏面の成分表こそが“その商品の正体”を教えてくれます。
成分表を見て「何が入っているのか」を意識するようになると、自然と安全性の高いコスメや美容アイテムを選べるようになっていきます。
成分表のルールを知ろう
実は成分表にはちょっとしたルールがあります。
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基本ルール:配合量が多い順に上から並んでいる。(ただし1%以下の成分は順番が自由になる)
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感覚的な目安:特にシャンプーなどでは、上から6番目くらいまでに書かれている成分が主成分となるケースが多いです。
つまり、「成分表の上位に何が並んでいるか」をざっくり押さえておくだけでも、本質的に“良いもの”を選ぶための目安になります。
成分表の見方・チェックポイント
では、最初の一歩としてどこを見ればいいのでしょうか?
おすすめは 「安息香酸Na(あんそくこうさんナトリウム)」 という成分を探すことです。
成分表ってカタカナばっかりなので、この「安息香酸Na」という言葉は視覚記憶的にも覚えやすいと思います。
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安息香酸Naとは?
防腐剤の一種で、多くの化粧品に使われています。製品を長持ちさせるためには便利ですが、安全性の観点からは注意したい成分です。
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リスクのお話(飲料での事例) 安息香酸Naは、ある特定の条件下でビタミンC(アスコルビン酸)と反応し、ベンゼンという国際的に「発がん性物質」と知られた成分を生成する可能性があると報告されています。これは飲料で問題になった事例です。
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化粧品で同じ条件になるとは限りませんが、可能性がゼロとは言えないのも事実です。
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リスクヘッジとして避ける
だからこそ、成分表に「安息香酸Na」と書かれていたら避けておく。これだけで“安全性を優先する選択”につながります。
リテラシーを上げる第一歩
最初からすべての成分を覚える必要はありません。
まずは、
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成分表を見る習慣をつける
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安息香酸Naが入っていたら避ける
この2つを意識するだけで、良質なコスメに出会える可能性はぐっと高まります。
次回予告|安息香酸Naを徹底解説
今回は成分表の基本ルールと、最初に避けたい成分「安息香酸Na」について紹介しました。
次回はさらに深掘りし、
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なぜ安息香酸Naが多くの商品に使われているのか?
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どんなときにリスクが高まるのか?
をもう少し詳しくお話しします。