浸艶の原点⑥ アトピー・アレルギー体質の僕が成分表を見るようになった理由

浸艶の原点⑥ アトピー・アレルギー体質の僕が成分表を見るようになった理由

前回は、アトピーで腕や首を人に見られるのが嫌だった幼少期のことを書きました。

子供の頃の僕は、人から見える自分の肌を気にしていました。

腕がどう見えるか。

首がどう見えるか。

夏や体育、プールの時に、どう見られているのか。

その頃は、見えるものばかりを気にしていました。

でも大人になるにつれて、少しずつ見る場所が変わっていきました。

中身(本質)を見るようになっていったんです。


きっかけは、医療系の勉強でした

 

成分表を意識して見るようになったのは、柔道整復師の学校に通い出してからです。

そこで医療系の勉強をし始めました。

人間の体の仕組みを学ぶようになって、

 

「体って〇〇になっているから、こういうことが起きるんだ」

 

と少しずつ理解できるようになりました。

そこから、一気に物の見方が広がった感覚があります。


体の仕組みを知る。
すると、選ぶものの見方も変わる。

食べ物なら原材料。
化粧品や医薬部外品なら成分表。

そこを見るようになりました。

最初に見たのは、シャンプーとトリートメントでした

 

最初に成分表を見るようになった商品ジャンルは、シャンプーとトリートメントです。

ただ、最初から成分のことがわかっていたわけではありません。

成分名を見ても、ほとんど意味はわかりませんでした。


だからまずは、成分表の見方をネットで調べました。


成分表にはどういうルールがあるのか。

どの順番で書かれているのか。

どんな成分がどういう目的で入っているのか。

そういうことを少しずつ調べていきました。


当時はアメブロが盛んだったので、成分について解説している方のブログもよく見ていました。

この商品に入っているこの成分は、こういう目的で配合されている。

そういう情報を、一つずつ覚えていった感じです。

 

それまでは、判断基準がありませんでした

 

成分表を見るようになる前の僕には、ちゃんとした判断基準がありませんでした。

当時は今ほどSNSもありません。

 

その分、インターネットやテレビの情報の影響がかなり大きかったです。

 

芸能人が使っている。

肌が綺麗な人が使っている。

髪が綺麗な人が紹介している。

 

そういう情報を見ると、

「自分もこうなれるのかな」

と浅はかに考えて買っていた時期がありました。

 

誰が使っているか。
誰が販売しているか。
どんなふうに紹介されているか。

当時の僕は、
そういうところで判断していました。

でも、自分には合わないことが多かった

 

綺麗な人が使っているから、自分にも合う。

有名な人が紹介しているから、自分にもいい。

 

そんなふうに思って買っても、結果的に自分には合わないことが多くありました。

しばらく使っても変わらない。

それならまだいい方です。

僕の場合は肌が弱かったので、一回使おうと思った時点でピリピリしたり、赤くなったり、ただれたりすることも多くありました。

期待して買ったのに、使えない。

良さそうだと思ったのに、自分には合わない。

その繰り返しは、本当に困りました。

 

今振り返ると、商品をちゃんと選べていなかったのだと思います。

 

答えは、謳い文句ではなく成分表にありました

 

成分表を見るようになって、一番変わったのはモノの見方です。

 

どんな広告が出ているか。

どんな謳い文句が書かれているか。

誰が販売しているか。

誰が使っているか。

 

そこに答えはない。

 

答えは、成分表にある。

それが自分の中ではっきりしました。

良さそうな言葉を見る前に、
まず成分表を見る。

話題になっている理由を見る前に、
何でできているのかを見る。

たとえば、フケが収まると話題になっているシャンプーがある。

その名前を聞いたら、帰ってから調べる。

そして、まず探すのは謳い文句ではなく成分表です。

どんな洗浄成分なのか。

どんな成分構成なのか。

そこを見に行くようになりました。

 

成分表が確認できないものは、選ばなくなりました

 

今でも、ネット上で成分表が確認できない商品はあります。

 

そういう商品は、僕の中では買わないという選択肢になります。

良さそうに見えても、何でできているのかわからない。

それなら、僕は選べません。

 

成分表を見るようになってから、失敗する回数はぐんと減りました。

もちろん、成分表を見ればすべて完璧にわかるわけではありません。

でも、少なくとも広告や雰囲気だけで選んでいた頃より、自分で判断できるようになりました。

 

僕にとって成分表を見ることは、自分を守るために身についた習慣でした。


成分表を見るようになったのは、専門学校に通い出して、医療系の勉強をするようになってからです。

 

でも、実は頭皮の悩み自体はそれより前からありました。

高校生くらいから、フケ、かゆみ、嫌なニオイが気になるようになっていました。

 

ただその頃の僕には、まだ成分表を見る習慣も、何を見て判断すればいいのかという基準もありませんでした。

 

人にも相談できない。

ネットで調べても、何を信じればいいのかわからない。

そんな状態で、頭皮の悩みを一人で抱えていました。

続く。。。。

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記事監修

薬剤師 蓑原 修 先生

薬学部薬品製造学卒、協和発酵株式会社(現・協和キリン)医薬事業部就任、当会社退職後、多数の美容外科クリニック(ヴェリテクリニックetc)を設立指導。現在、多数の製薬会社・化粧品メーカーの学術顧問就任 現在に至る。

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