浸艶の原点⑧ 何を信じればいいかわからず、情報に振り回されていた頃
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高校生の頃から、頭皮のフケ、かゆみ、嫌なニオイに悩んでいました。
でも、それを人に相談することはできませんでした。
話すことで、その悩みをカミングアウトすることになる気がしたからです。
だから当時の僕は、自分で調べるしかありませんでした。
頼れる場所は、ネットでした。
検索していたのは、シャンプーのことばかりでした
当時ネットで検索していた言葉は、今でもなんとなく覚えています。
フケに効くシャンプー。
スカルプシャンプー。
頭皮にいいシャンプー。
スカルプシャンプー おすすめ。
シャンプー おすすめ。
薬用シャンプー おすすめ。
そんな言葉で調べていた記憶があります。
今のようにSNSでいろいろな人の意見を見られる時代ではありませんでした。
アメブロくらいはありましたが、今ほど情報を多角的に集める感覚もありませんでした。
だから僕にとっては、ホームページに書かれている内容や口コミが、かなり大きな判断材料でした。
人には聞けない。
でも、自分ではどうにかしたい。
だからネットで調べて、
良さそうに見えるものを探していました。
当時は、広告だと気づいていませんでした
今振り返ると、当時の僕はかなり素直に受け取っていました。
ホームページに書かれていることを読んで素直に、
「ああ、そうなんだ」
と思っていました。
これは広告っぽいな。
これは商品を買わせるための謳い文句だな。
そんなふうには、考えていませんでした。
後から振り返って、
あの時見ていたのは広告だったんだな。
あれは多分、謳い文句だったんだな。
そうわかった感じです。
当時の僕には、それを見抜く判断基準がありませんでした。
第三者の言葉に惹かれていました
惹かれていた言葉もあります。
芸能人愛用。
医師監修。
口コミ高評価。
そういう第三者の意見が入っているように見えるアピールには、かなり惹かれていた気がします。
自分と同じような悩みの人が良かったと言っている。
専門家っぽい人が関わっている。
有名な人が使っている。
そう見えると、自分にも合うかもしれないと思っていました。
誰かが良いと言っている。
口コミが良い。
評判が良さそう。
その時の僕は、
そこに期待していました。
いろいろ使いました
実際に、いろいろ使いました。
オールインワンシャンプー。
メンズ用シャンプー。
メンズ用スカルプシャンプー。
薬用シャンプー。
サロン専売品。
覚えていないものも多いですが、一通り使ったと思います。
当時は、基本的にシャンプー中心で探していました。
フケも、かゆみも、ニオイも、まずはシャンプーを変えればどうにかなると思っていたからです。
シャンプーを変えるたびに、期待していました。
口コミ通りに、自分もなれるんだ。
今度こそ変わるかもしれない。
毎回、そんなふうに思って使っていました。
でも、口コミ通りにはなりませんでした
使ってみても、思ったようには変わりませんでした。
なんで口コミ通りにならないんだろう。
使い方が悪いのかな。
商品がダメというより、自分には合わなかったのかな。
そんなふうに、漠然と思っていました。
でも、何が合わなかったのかまでは考えられていませんでした。
ただ、自分には合わなかったんだな。
残念だな。
そのくらいで終わっていました。
判断基準がなかったので、失敗した理由まで見に行けなかったのだと思います。
使い続ける以前の問題も多かった
僕は今も昔も、かなりの敏感肌です。
だから、合わないものはすぐにわかることが多くありました。
使い続けてから合わないと感じる以前に、
頭皮や肌についた瞬間にピリピリする。
かゆくなる。
もう使えない。
そういうことが結構ありました。
乾燥した。
ベタついた。
ニオイが変わった。
そういう話以前の問題でした。
ついた瞬間にピリピリして、かゆくなってしまう。
そんなものも多かったです。
完全に判断基準がありませんでした
当時の自分を一言で表すなら、判断基準がない状態でした。
もっとはっきり言うなら、完全に情報弱者だったと思います。
ホームページに書かれていることを読んで、
口コミを見て、
自分の悩みと照らし合わせて、
良さそうだったら買う。
その繰り返しでした。
ちゃんと知っていれば、もっとマシなものが選べていたんじゃないか。
今は本当にそう思います。
悩んでいる。
でも、人には聞けない。
ネットで調べる。
良さそうなものを信じる。
でも、変わらない。
当時の僕は、
その繰り返しでした。
損しかしない選び方でした
今振り返ると、当時の選び方は損しかしない選び方でした。
お金も使う。
期待もする。
でも、合わない。
そしてまた別の商品を探す。
何が悪かったのかもわからないまま、次に進んでいました。
ただ、その後少しずつ見方が変わっていきます。
専門学校で医療系の勉強を始めて、人間の体の仕組みを学ぶようになったからです。
そこから、良さそうな言葉ではなく、
中身(本質)を見るようになっていきました。