乾燥をはじめフケ・かゆみ・ハリコシ不足など悩みを抱える方のために ースカルプケアの本質を徹底解説!その②
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前回はどんな「シャンプー」いいのか
についてお話をしていきました。
↓↓↓
乾燥をはじめフケ・かゆみ・ハリコシ不足など悩みを抱える方のために ースカルプケアの本質を徹底解説!その① – 学美屋
本日は、「トリートメント」編です。
・トリートメントはどんなものがいいの?
・ダメージヘア用、エイジングケア用などいろいろあるからどれがいいかわからない。
・ツヤツヤになるトリートメントを使いたい。
などシャンプー同様、トリートメント難民の方もたくさんいらっしゃると思います。
「トリートメント=毛先につけるもの」
「頭皮につけないでください、と書いてあるもの」
今はこれが“常識”になっていますよね。
でも、髪の土台はあくまで「頭皮」です。髪だけをケアして、頭皮はノーケアという状態は、本質的にはかなりアンバランスです。
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トリートメントの“現実”と“理想”
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本来あるべきトリートメント像
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実際にどんなトリートメントを選べばいいのか
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その答えの一つとしての「浸艶スカルプトリートメント」
を順番にお話ししていきます。
① トリートメントはどんなもの?(現実)
―「現実のトリートメント」と「理想のトリートメント」
現実:毛先の手触りを良くするための「髪表面コーティング剤」
市販のトリートメントの多くは、
・指通りを良くする
・ツヤを出す
・からまり・パサつきを抑える
といった髪表面(毛幹)の仕上がりを整えることにフォーカスした処方になっています。
そして、その中心にいるのが、
カチオン界面活性剤=四級アンモニウム塩です。
成分名の例としては、
・セトリモニウムクロリド(cetrimonium chloride)
・ベヘントリモニウムクロリド(behentrimonium chloride)
・ステアラルコニウムクロリド(stearalkonium chloride)
・○○トリモニウムメトサルフェート(〜メトサルフェート)
など、「〜クロリド」、「〜サルフェート」とつくものが典型です。
これらは髪表面に強く吸着し、薄い皮膜をつくってキューティクルを整え、静電気やきしみを抑えてくれます。ヘアコンディショナー成分として非常に広く使われていることは、特許や化粧品科学の文献でも確認できます。
ここまでの機能だけを見れば、「とても優秀な髪用成分」なのは事実です。
しかし、現実のトリートメントの多くは「毛先専用」で、「頭皮にはつけないでください」と注意書きがある。
これは、
・四級アンモニウム塩などのカチオン界面活性剤が、髪には有用だが
・頭皮のような生きた皮膚に長期間・広範囲で触れる成分としては、刺激物になりうるので避ける必要がある
という前提があるからです。
実際に、四級アンモニウム塩は、培養細胞を用いた試験で刺激性が報告されており、皮膚接触でまれに湿疹や腫れなどの接触皮膚炎を起こした症例もまとめられています。
もちろん、化粧品に使われる濃度・条件では安全性評価が行われており、「即座に危険」という話ではありません。
ですが、総じて現実的な多くのトリートメントは
「髪にはとってもいいけど、頭皮についたら刺激物だからさけてね。」
というものになってます。
② トリートメントは本来こうあるべき(理想)
ここからは、「髪と頭皮の構造」という事実から、トリートメントのあるべき姿(理想的)を整理します。
髪は“死滅細胞”、頭皮は“生きた土台”
・見えている髪の毛は、角化して硬くなった「死滅細胞」の集まり
・一方で、髪を生み出している毛母細胞・毛包・毛根などは、頭皮の内側にある「生きた細胞」
だからこそ、
・毛先にだけ高機能成分を塗り込む
・頭皮は乾燥したまま・無防備のまま
という状態は、**植物で言えば「土(根)には水も栄養も与えず、花と葉っぱだけスプレーしている**ようなものです。
頭皮は「顔」と同じくらい、いやそれ以上に繊細
頭皮は、顔と同じ皮膚でありながら、
・毛穴(毛包)が非常に多く、サイズも大きい
・皮脂腺が高密度で、脂の分泌が盛ん
・ターンオーバーも比較的早く、環境変化に影響を受けやすい
といった特徴があり、乾燥やフケ・かゆみなどのトラブルが起こりやすい。
にもかかわらず、
・洗顔後 → すぐ保湿する
・シャンプー後 → 頭皮はノー保湿で、毛先だけトリートメント
という習慣が一般的になってしまっている。
こうしてみると、おかしいな?たしかにな。
とさすがに感じる方多いと思います。
本来あるべきトリートメント像
・髪の表面を保護して、摩擦や枝毛・パサつきを抑える
・シャンプー後のデリケートな頭皮を、顔と同じように“やさしく保湿”してバリア機能をサポートする
・そのために、頭皮に塗ることを前提に、刺激・感作リスクが低い成分設計になっている
単に「毛先をつるんとさせるアイテム」ではなく、
**「頭皮と髪を同時にケアするインバス保湿アイテム」**としてのトリートメント。
これを本来めざすべきだと考えています。
③ 結論 どのようなトリートメントを選べばいいのか?
1. 成分表で「四級アンモニウム塩(カチオン界面活性剤)」を確認する
(個人的には避けるべき成分と考えます。)
・セトリモニウムクロリド / ベヘントリモニウムクロリド など「〜トリモニウムクロリド」
・ステアラルコニウムクロリド
・○○トリモニウムメトサルフェート など
・髪には強く吸着する=頭皮に長く残ってほしくない
・細胞試験や症例で、刺激性・接触皮膚炎の報告があるものもある
2.頭皮のことも考えられている商品設計になっているか。
・商品説明文が、髪にだけフォーカスしているか、頭皮のこともきちんと考えられている設計なのか読み込んでみて判断する。
・頭皮にも塗れそうな成分構成になっているか、成分表を確認する。
3. 発想を変える:「洗顔 → 保湿」と同じように「シャンプー → 頭皮トリートメント」
・洗顔したあと → 何もつけずにはいられない
・シャンプーしたあと → 頭皮はそのまま放置
というギャップをぜひ一度意識してみてください。
「シャンプーのあとは、頭皮に使えるトリートメントで“インバス保湿”」という発想に切り替えるだけで、ケアの質は大きく変わります。
④ 浸艶スカルプトリートメントという一つの答え
結局のところ、
ここまでの話を踏まえて辿り着いた答えとしてできたのが、
「浸艶(しんえん)スカルプトリートメント」
ということです。
「髪だけのケア(ヘアケア)は延命治療にすぎない。」
「頭皮という“土壌”のケアができてこそのヘアケア。両方同時進行でやらないといけない」
「でも、手間が増えたら続かないから、インバスのワンステップで完結させたい。」
という考えからできてます。
・シャンプー後、頭皮にも髪にもそのまま塗布できる処方
→ 頭皮のインバス保湿とヘアコンディショニングが、一度で完了するよう設計
・天然由来100%・11のフリー処方
→ 敏感肌・アレルギー体質の方にも配慮し、不要なリスク要因になり得る成分は極力カット
・四級アンモニウム塩に頼らない“頭皮ファースト”設計
→ 頭皮にしっかりなじませてもらうことを前提に、成分選定を行っている
・頭皮のうるおいケアと、髪表面のなめらかさの両立をめざした処方
→ 「頭皮=土壌」「髪=花や葉」というイメージで、両方を同時に整える
私自身、アトピー歴やアレルギー体質という背景もあり、
「自分が毎日安心して頭皮に塗れるか?」という視点をかなり厳しめに突きつけながら開発してきました。
最後に
・トリートメントは、本来「毛先だけをつるんとさせるアイテム」ではなく、シャンプー後の頭皮をいたわり、髪と同時にケアする“インバス保湿剤”であるべき。
・そのためには、四級アンモニウム塩などのカチオン界面活性剤との付き合い方や、頭皮ファーストかどうかという視点が欠かせません。
・「髪だけケア」から「頭皮と髪の同時ケア」へ。発想をひとつ変えるだけで、選ぶべきトリートメントはガラッと変わってきます。
もし、